革キーホルダーの作成(大きなハートのペアキーホルダー 総ヌメ革)
大きなハートの
ペアキーホルダーを
作成します。
二つ折りのキーホルダーで
左右対称なため
並べるとハート型に
もどります。
まずは型紙から
革の切り出し
4個分あるんですが
これで2組の
キーホルダーをつくります。
1つは、
生成り牛ヌメ革のままのもの
もう1つは
生成り牛ヌメ革を日焼けして
エイジングの下準備を
終わらせたものに
kawaiiロゴを
ステンシル転写したものです。
比較してみたいので
良い機会です。
さて今回は
丁寧に作業を
あっぷします。
工程が少ないから
良い機会です。
革には
銀面(表面)と床面(裏面)が
あるそうです。
※漢字が違っていたらすいません。
完成時に床面が
表に出る場合は
あれた表面を
トコフィニッシュという
床面仕上げ剤で
磨きます。
次はコバ磨き
コバ磨き前です。
ヘリ落としから1回目磨き
2回目
こんなものでしょうか
ちなみに
私はあまりヤスリを
使いません。
カッターで切った断面が
好きなものでして
ヘリ落としもカッターで
行います。
そして磨きます。
断面の厚いコバは
良いですね
テンション上がります。
ということで
まだ磨きます。
こんなものかな
縫い合わせるので
穴あけの
アタリを着けます。
このコンパスカッターで
5㎜に幅を合わせて
線をひきます。
2本刃の菱目打ちを
使って穴あけの
仮位置を決めます。
菱切りで穴を開けます。
最近は菱目打ちを
使わなくなりました。
木槌は
音がでかいんですよ。
さて蝋引き糸で
縫い合わせていきます。
何色にしたものか。
私には決定的に
色味のセンスが無いんです。
無難は白色です。
ただし生成りのヌメ革に
合わせると締りのない
ぼやけた雰囲気に
なるんです。
黒色は
これでもかというぐらい
しまりますが
なんとなく糸が目立ち過ぎるんです。
エイジングしていくと
目立たなくなるんですが
はじめは生成りの色なので
となると、赤色は
まぁいいんですが
やはり生成りの色と
比べるとやや強い
エイジング後のヌメ革とは
相性が良いのですが
なんとも、毎回悩む。
ということで
生成りのヌメ革には
白色になってしまうわけです。
日焼けの方は
無難はキャメル
無難でいまいちな
選択です
針2本でチクチク
縫います。
ちなみに、縫い目は
裏表で、違います。
どちらが
表になるのか
最後に
ミンクオイル又は
HORSE BEE LEATHER WAX
という仕上げオイルを
薄く塗ります。
仕上げオイルが
乾燥して落ち着くと
また白くなります。
金具をつけたら
こっちは完成です。
こちらは
日焼けVer
ニートフットオイルを
塗り込んで
日焼けします。
同じ生成りのヌメ革ですが
日焼けによる変化で
ここまで変わるのか?
と思えます。
どちらも好きですが
おしまい